東北地方を襲った地震から1ヶ月以上経ちました。
多くの人が被災し、飼い主さんとはぐれてしまった動物たちもたくさんいるようです。現地では、多くの動物愛護団体が保護活動を行っています。
ほとんどの動物たちはマイクロチップが入っていなかったそうです。犬なら鑑札や済票もついていない子が多かったそうです。だからいまだに飼い主さんが見つかっていない子もたくさんいます。
マイクロチップは動物の首の皮膚の下に入れる長さ数ミリの棒状のチップで、そこには15桁の番号が記録されています。そして、その番号の読み取り機(リーダー)を首に近付けると、番号を知ることができ、飼い主さんの情報が分かるのです。
マイクロチップは動物病院で入れることができます。その際、登録用紙を記入するのですが、印鑑など必要なものがあるので必ず事前に病院に確認するといいでしょう。
もし、何かあったとき、大事なペットはほとんどどこかの動物病院か保健所に預けられます。飼い主さんが探すときもマイクロチップが入っていればどこにいるのかすぐにわかるはずです。
大切なペットを守るため、身元の確認ができるマイクロチップも何かが起こる前にできる大事なことの1つだと思います。
看護師 古川